メンフィスミュージックの歴史を再認識
音楽博物館を巡ってメンフィスミュージックの歴史を再認識しよう
メンフィスはアメリカンミュージックのルーツです。ソウルミュージックのファンキーサウンドやロックのフィンガースナップによるリズムのルーツを他の都市で見つける事はできません。メンフィスにある音楽博物館を巡って認識を深めましょう。
メンフィス・ロックンソウル博物館
まずは、ダウンタウンのフェデックスフォーラムに隣接するメンフィス・ロックンソウル博物館からスタートします。館内の様々な展示を見ることで、ブルース、ソウルミュージック、ロックンロールなどのメンフィスミュージックの歴史や影響力に関して短時間で理解する事ができるはずです。
メンフィス音楽大殿堂博物館
次は、ビールストリートを通り抜けてメンフィス音楽大殿堂博物館へ向かいましょう。メンフィス所縁の偉大なミュージシャンや音楽関係者の記念品、珍しいライブビデオやインタビュー、様々な展示を見ることで、偉人たちの偉業や後進のミュージシャン達に与えた影響力について知ることができます。
スタックス・アメリカン ソウル ミュージック博物館
ダウンタウンの南、ソウルスビルと呼ばれている地区にスタックスレコードがありました。ソウルミュージックはスタックスレコードで生まれました。オーティス・レディング、ブッカーT & ザMG's 、アイザック・ヘイズなど数多くのソウルミュージシャンのレコードをリリースしました。スタックス・アメリカン ソウル ミュージック博物館では、ソウルミュージックの歴史、スタックスレコードの物語、ミュージシャンのアイテムやグッズ、スタックスレコードのレコードジャケット、ソウルミュージックのパイオニアを讃える展示など、スタックスに限らずソウルミュージック全般に関して知ることが出来ます。
サンスタジオ
ダウンタウンの東にあるサンスタジオは1954年にエルビス・プレスリーのデビュー盤をレコーディングしたことで、世界的に有名になったレコーディングスタジオです。ジョニー・キャッシュ、ジェリー・リー・ルイス、カール・パーキンスもサンレコードでレコーディングしたロックンロール・ミュージシャン達で、彼らを世に送り出したサンレコードのオーナーで音楽プロデューサーのサム・フィリップスはメンフィスミュージックだけでなく、アメリカの音楽の発展に大きく貢献しました。サム・フィリップスの偉業を知ることはメンフィスミュージックの歴史を知る上で重要な事です。
グレースランド
"キング・オブ・ロックンロール"と呼ばれたエルビス・プレスリーの大邸宅グレースランドを訪ねましょう。エルビス・プレスリーは大成功を収めて"キング・オブ・ロックンロール"の称号を手に入れた後もメンフィスを離れずに住んでいました。2017年春にエルビスの成功の軌跡をたどる博物館「エルビス・エンターテイナー・キャリア博物館」やエルビス所有の自動車が展示されている「プレスリー・モーターズ自動車博物館」などがある『エルビス プレスリーズ メンフィス』がオープンしました。グレースランドは、メンフィスミュージックを語る上で欠かす事の出来ないミュージックアイコンであるエルビス・プレスリーに関するテーマパークです。