
2024年のメンフィスへようこそ! 新年のブラフ・シティ(断崖の街)は新アトラクションやイベントが盛り沢山。リバティー・パークのリノベーションにエルビス・プレスリーのグレースランドの特別展など魅力満載。
2024年のメンフィスへようこそ! 新年のブラフ・シティ(断崖の街)は新アトラクションやイベントが盛り沢山。リバティー・パークのリノベーションにエルビス・プレスリーのグレースランドの特別展など魅力満載。
1. トム・リー・パークの川沿いをおさんぽ
トム・リー・パークの膨大な復興事業で、ミシシッピー川沿いはリバイブ、より魅力的な観光スポットとなった。ビール・ストリートとバンス・アベニューにはゴージャスな入園プラザが広がる。川をテーマにしたプレーグランド、フィットネスゾーン、バスケットボール、ヨガやコミュニティ・イベント用のキャノピー、スナックやお土産物屋が並び、サウンド・ガーデン、新たなる川の景色も満喫しよう。最新情報はこちら: the New Experience at Tom Lee Park をチェック。
2. メンフィスの5月
メンフィス最大の伝統であるメンフィス・イン・メイ。2024年は例年とは少し異なる。通常川沿いで開催されるワールド・チャンピオンシップ・バーベキュークッキング・コンテストが、今年はリバティー・パークで行われる。そしてビール・ストリートの音楽祭はない予定。
3.トップ・ゴルフ・メンフィスで打ちっぱなし
トップ・ゴルフのメンフィスロケーションはオープンしたばかり。ゴルフ好きには見逃せない。是非、お早めのご予約を!
4. 今泊まりたい人気のホテル
ダウンタウンには2025年にマリオットのエーロフト・ホテル(Marriott’s Aloft Hotel) がオープン予定 。この究極モダンなホテルではロボットのベルボーイやモバイル・ルームキーなど、よりスムーズな滞在を工夫してある。このシックなドリーム・ホテルブランドの場所はメイン・ストリートとガヨソ・アベニュー角。
その他、ハイヤット・セントリック・ビール・ストリート (Hyatt Centric Beale Street)、セントラル・ステーション・メンフィス (Central Station Memphis)、ザ・メンフィアン (The Memphian)、キャノピー・バイ・ヒルトン (Canopy by Hilton)、アライブ・ホテル (Arrive Hotel)、モクシー (Moxy)、ザ・ランブラー (The Rambler)、ホテル・インディゴ (Hotel Indigo)などのブティックホテルもお勧めだ。
5. 本場のエンタメ
メンフィスの舞台や音楽は最高峰。ダウンタウンのオルフェウム・シアター (Orpheum Theatre)では、レ・ミゼラブル(2月)、ウィキッド(4月)、マンマミーア!(7月)が予定されている。プレーハウス・オン・ザ・スクウェア (Playhouse on the Square)、ザ・サーキット・プレーハウス(The Circuit Playhouse)、シアターワークス@ざ・スクウェア (Theater Works @ the Square)も見逃せない。チャーリー・アンド・チョコレート・ファクトリー(1月)、ザ・レーマン・トリロジー(1月、2月)ユー・ア・グッドマン・チャーリー・ブラウン(3月、4月)など開催予定。メンフィス・シンフォニー・オーケストラのコンサートはキャノン・センター・フォー・パーフォーミグアーツ (Cannon Center for Performing Arts) で。今年17シーズン目を迎えるハッティロ・シアター (Hattiloo Theatre) のコンフェデレッツ(2月)とサクセッション(2月、3月)もお薦めだ。
6. メンフィスのスポーツ
2024年はエキサイティング。ジャ・モラント (Ja Morant) とグリズリーズ (Grizzlies) のプレーオフ。メンフィスTPCサウスウィンドでは8月にフェデックス・セント・ジュード・チャンピオンシップのフェデックス・カップがある。春にはオート・ゾーン・パークで901FC 対メンフィス・レッドバーズ (Memphis Redbirds) があり、男子バスケットボールのメンフィス・タイガーズはペニー・ハーダウェイのリードでNCAAトーナメントに戻って来る。そして2024年3月22日〜24日はメンフィス&フェデックスフォーラムがNCAAトーナメントで8チームをホスト予定。
詳しくは、Memphis sports guide をチェック。




7. メンフィス必食グルメ
2024年のグルメシーンもエキサイティング。ダウンタウンにオープンしたてのファインダイニング、アメリア・ジーンズ (Amelia Gene’s) では充実したワインリストにオリジナルカクテル、種類豊富なチーズカートやグローバルなメニューを楽しみ贅沢なひとときを。イーストメンフィスのアイルランド料理、ボグ&バーレー (Bog & Barley) もお薦めだ。衣にビールを使ったフィッシュ&チップスと、充実したウィスキーリストを楽しみたい。ニューヨークスタイルのベーグルが欲しくなればハイブ・ベーグル&デリ (Hive Bagel & Deli) へ。お気に入りのトッピングものせれば大満足の美味しさ。
トム・リー・パークの川沿いでゆったりと午後を楽しむのも良し。お腹が空けばペーパー・プレート・パビリオン (Paper Plate Pavilion) のブリスケット・マック・アンド・チーズ、スタッフド・ベルペッパーズ、ワッフル・サンドイッチなどが人気だ。ミッドタウンにはトロピカルなスポットも。カメオ (Cameo) のオーナーがマリーズ・バー・オブ・トロピカル・エスカピズム (Mary’s Bar of Tropical Escapism / B.O.T.E) をオープン予定。そしてザ・パブリック・ビストロ (The Public Bistro) ではバーベキューシュリンプ、チキンカチャトーレ、マッシュルームニョッキとオリジナルカクテルを楽しめる。
ダウンタウンの歴史的なコシット図書館でお気に入りの本を見付けて、ドス・ハーマノス・キッチン (Dos Hermanos Kitchen) へ立ち寄り、ブランチやペストリーを楽しむのも優雅。そしてアメリカ唯一トラック・テーマのモンマズ・バー (Momma’s Bar) 。ここではミートローフ、チリ、チーズフライ、スロッピージョーズなどの人気メニューが揃っている。
コルドバにある四川料理、ペタルス・オブ・ピオニー (Petals of Peony) ではスパイシーダンプリング、ピオニーフライドチキン、回鍋肉、四川風焼き飯がお勧め。菜食主義のビーガンならばアーノルドズ・スモークハウス (Arnold’s Smokehouse) へ。メニューは二種類:肉食向けにはプルドポークサンド、バーガー、バーベキューボローニャサンドやチキンテンダーバスケット。ビーガン向けにはポルトベロマッシュルームとブラックビーンのバーガー、野菜のジャンバラヤ、パスタや野菜のケバブなどがある。
ボーナス: メンフィスのグルメを満喫したい食いしん坊には、 Hops Stops Pass やBBQ Trailがお得。
8. メンフィスのクラフトビールもお試しあれ
クラフトビールのソムリエ気分で飲み比べをしてみては。 最新のクラフト醸造所にも足を運びたい。歴史的なクーパーヤング地区にあるクーパー・ハウス・プロジェクト (Cooper House Project) ではぐい呑みサイズで色々なエールやラガーを試飲出来る。数ブロック北に向かえば、アーバン・コンセクエンス (Urban Consequence) でユニークなピーナツバターチョコレートミルク、ブラッドオレンジブロンド、ライ入りアイリッシュレッドエールなども試せる。ソーダ好きにはハウスレモネードやクリームソーダも。メンフィス・メイド (Memphis Made) はザ・エッジ地区のダウンタウン、ラビーンに二つ目のバーを2024年オープン予定。キャットナップ、ファイヤーサイド、ゴーナーブルーなどメンフィス特製のクラフトもトライしたい。長年ローカルに愛され続けて来たゴースト・リバー (Ghost River) はサウスメインにバーレストランを拡張予定。ここでは、特製クラフト、ゴーストリバーゴールド、グラインドハウス、ジッピンピッピンと音楽シーンも楽しめる。イーストメンフィスに最近オープンしたコリービル (Collierville) のフックポイントブルーイング (Hook Point Brewing) の新店舗、ザ・レディ・ルーム (The Ready Room) も試したい。ここではドラフトだけでなくオリジナルのバーガーなど、人気のバーメニューが楽しめる。
9. エルビス・プレスリーのグレースランドの特別展
特別展「メーキング・オブ・エルビス:エルビスになるまで」の舞台裏は見逃せない。2024年3月末まで開催されるこの展示では、舞台器具、小道具、脚本、如何にしてバズ・ルーマンとワーナー・ブラザースがキング・オブ・ロックンロールのレガシーを作り上げたか、制作舞台裏を捉えたビデオなどが観れる。エルビス・ムービー究極のVIPツアーも是非ともご予約を。
そして新企画、ジェイルハウス・ロック展の独房1313にいるエルビスとセルフィーを撮るのもお忘れなく!
10. ナショナル・シビルライツ(国立公民権)博物館
このレガシーある建物は、マーチン・ルーサー・キング・ジュニアの暗殺現場。博物館全体の膨大なリノベーションではキングの理想とビジョンをイメージし、彼の著書、”Where Do We Go From Here? Chaos or Community” をイメージした特別展が開催される。一階には貧民のキャンペーンやフリーダム・アワードが展示され、二階ではキング暗殺後の公民権の歴史が学べ、三階に行くと現在のアクティビズムについての鑑賞が出来る。ファウンダーズ・パークもリモデルされ、ブルークロス・ヘルシー・プレスにはイベントスペースなども設けられる。全改築は2025年に完了予定。
メンフィス動物園のスプラッシュ・パーク
夏、メンフィス動物園に行った事がある方はご存知、オールド・フェイスフル・ガイザーなど、水のアトラクションが大人気だ。モノグラム・フーズ・ラバーズ・キッズ・ファンデーション・スプラッシュ・パークは猛暑なんて云わずに家族全員で楽しめる。エジプトテーマのスプラッシュ・パークには様々なウォーター滑り台、ダンプバケツ、ウォータートイ、そして豪華なカバナなどが。5月〜9月までオープン。9:30~1 と 2~5:30 の2セッションに分かれていて、入場料は$10、メンバーは$8。




11. ブルックス美術館のリロケーション
ブルックス美術館がメンフィスのダウンタウンに移る。新しいロケーションは川を見下ろす絶壁に建つ。ザ・リバー・ウィンドーとリバービュー・テラスに行けば川と一体になった様な極楽気分が味わえる。リロケーション前はミッドタウンでエリア最大級、世界のアートコレクションをお楽しみあれ。
12. リバティー・パークに行こう
メンフィス子供博物館、クロックセンター・メンフィス、シモンズバンク・リバティー・スタジアムやタイガー・レインが並ぶメンフィス・フェアグランドでも膨大なリノベーションが行われている。象徴的アイコン、ここリバティー・パークでは、2022年12月にオープンしたメンフィス・スポーツ&イベント・センターを拡張して、各種店舗やレストラン、200部屋のホテル、200部屋のアパートメントが立ち並ぶ予定。ハイ5エンターテイメントにはアックス・スローイング、ミニ・ゴルフ、2フロアに及ぶボーリング場などが出来る予定。
13. 家族旅行はメンフィスへ
メンフィス・キッズ・パスは家族旅行に欠かせない。必訪スポットメンフィス動物園で500種3,500の動物達を見て、広大なメンフィス植物園を散策、メンフィス消防博物館やメンフィス子供博物館に行くにもこのパスがお勧めだ。街中の様々なアトラクションのディスカウントもチェック。
14. メンフィス国際空港、MEMの大改修アップグレード完了
MEMの大改修工事が終了した。モダンにデザインされた空港コンコースでは、新しくオープンしたレストランやバーでローカルフード、ドリンクなどが楽しめる。アート展示エリア、子供のプレーエリアなども出来、シートも増大、チャージングステーションも増えて空港内は一層快適に。またオースティンやボストンからの直行便も増加してフライト数も益々充実した。
15. メンフィス駐車場パーキング事情
メイン・ストリートとビール・ストリート角のザ・ダウンタウン・メンフィス・モビリティ・センター駐車場の充実も有難い。950台のパーキングスペース、EV用チャージングステーション、コミューター用のバイクステーション、ライドシェア用エリアなどを増大。ダウンタウンやミシシッピー川観光が大幅にスムーズになった。