メンフィスへのご旅行は初めてですか?ご安心ください。この旅程をご利用になれば基本的なメンフィス観光をお楽しみいただくことができます。3日間ではメンフィスを奥深く掘り下げるのは難しいですが、メンフィス観光の魅力は十分伝わるはずです。

メンフィスの基本的な観光3日間

Sun Studio / Alex Shansky
Sun Studio / Alex Shansky
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Alex Shansky
Day 1

初日は音楽、2日目は歴史、3日目は近隣の観光地を回ります。この順番はお好みや天候で変えてください。
 
メンフィス・ロックンソウル博物館
メンフィスの音楽を知るのにまずは、メンフィス・ロックンソウル博物館に行ってみましょう。メンフィスの音楽ストーリー全体と、有名な「メンフィスサウンド」を形作るアーティストと音楽を展示している、スミソニアン協会監修の博物館です。20世紀中盤から今日にかけてメンフィス音楽が地元の人々の文化やライフスタイルとどのように関わってきたかを知ることができます。
 
サンスタジオ
1954年、無名だったエルビスがここで歌を収録し、後にこのスタジオの名を世界に広めることになります。エルビスのデビュー曲をレコーディングしたサンスタジオ。エルビスが使ったというマイクを、レコーディング時にエルビスが立ったという場所に置き、説明後にそのマイクの前で各自記念撮影できます。また、エルビス・プレスリーだけでなくジョニー・キャッシュ、ジェリー・リー・ルイス、カール・パーキンズ、BBキング、ロイ・オービソン、チャーリー・リッチなど数々の大物ミュージシャンもこのスタジオでレコーディングしています。ガイドツアーでは色々なミュージシャンの逸話も興味深く話してくれます。
ガイドツアーは1時間ごとに開催し、約45分です。(英語のみ)
 
スタックス・アメリカンソウルミュージック博物館
スタックスは1960年代のソウル・ミュージック黎明期の重要なレコードレーベルでした。元は映画館だったこの施設が1959〜1974年、レコーディングスタジオとしてオーティス・レディング、イサーク・ヘイズ、ブッカーT.&ザ・MG’sなどの伝説のアーティストを生み出してきました。音楽ファンにはたまらない、素晴らしいコレクションが並ぶ展示物やアーカイブ映像などをお楽しみください。
所要時間は2〜3時間ですが、あなたの興味によって調節してください。
 
夕食
オーバートンスクエア地区は若い世代が集まる最近はやりの地区です。レストランやカフェでは、若い世代によるライブ演奏も開催しています。おススメは生牡蠣が美味しいインディアン・パス・ロー・バー、高級レストランのバリ・リストランテ、カジュアルレストランのババルやローカル・ガストロパブなど。クラフトビールを楽しめるボスコス、スタジオ・オン・ザ・スクエアなど。パフォーマンスを楽しみたいなら、プレイハウス・オン・ザ・スクエアを訪れてください。

man eating BBQ Sandwich
Day 2

歴史に触れ、メンフィス文化や歴史に触れるのが今日のテーマ。メンフィスバーベキューも是非お試しください。メンフィス食文化を通じて地元の人々の熱い魂に触れることができるかもしれません。
 
ナショナル・シビルライツ博物館(国立公民権博物館)
公民権指導者マーティン・ルーサー・キング・ジュニアが兇弾に倒れたロレイン・モーテルに隣接して建てられた公民権運動に関する博物館。アメリカ近代史におけるアフリカ系アメリカ人の葛藤や公民権を獲得するまでの 1950年〜1960年代の軌跡などが応答式タッチパネルや最新オーディオフィルムなどの最新技術を駆使して展示されています。
 
昼食:メンフィスバーベキュー
お待たせしました!今日はやっとメンフィスバーベキューを食べることができます。
以下の3つのレストランは数ある中でも人気のレストランでそれぞれバーベキューに特色があります。
 
セントラルBBQは地元で各賞を受賞しています。リブやショルダー肉が特におススメです。バーベキュー料理の他にもチキンウィング、スモークソーセージ、ホームメードポテトチップス、スモークゴーダチーズのせポートベロマッシュルームなど、人気のメニューをお試しください。
 
ランデブーはトラベルチャンネルやフードネットワークなどのテレビ番組でよく取り上げられるレストランで観光客が世界から駆けつけます。日本の小泉前首相もこのレストランを訪れたことで知られています。ドライソースのバーベキューはこのお店独自のオリジナル。ピバディ・ホテルやマイナーリーグ「メンフィス・レッドバーズ」の本拠地オートゾーン・パークからも程近い場所にあるのでアクセスに便利です。
 
コージー・コーナーのバーベキューは低温でじっくりとスモークするいわゆるシカゴスタイルです。殺風景なビルの一室にある普通の店構えのレストランですが、バーベキューの味はお墨付き。
 
トロリーに乗ってみよう
メンフィスのダウンタウンのメインストリートを走る路面電車はノスタルジックなビンテージ電車です。ビールストリートからオーフィウム劇場などを通り、アーケードレストランのあるサウスメイン地区に行ってみましょう。
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ビールストリート・ランディングとメンフィス・リバーボート
芝生が敷き詰められた屋上や、子供達が遊ぶ、スプラッシュグラウンドからミシシッピ川をご覧ください。このあたりの土手の高さは、ビルの5~6階の高さがあるので、ミシシッピ川を眺めるのに最適な場所です。
ビールストリート・ランディングにあるドックからメンフィス・リバーボートに乗船することもできます。ほぼ毎日午後2時30分に出航するミシシッピ川の遊覧船です。所要時間90分。
 
ビールストリート

夕方になったら、ビールストリートへ繰り出しましょう。建ち並ぶブルースバーで、今では多様化したさまざまなスタイルのブルース、ジャズ、ロックンロール、R&B、ゴスペルを聞くことができます。ビールストリートはテネシー州で最も観光客の多い観光地ともなっていて、1966年に国定歴史ランドマークに認定され、1977年にはビールストリートがブルースのホームと議会で公認されています。

Kayaking at Shelby Farms Memphis
Shelby Farms / Allen Gillespie<br />
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Day 3

メンフィスはマイアミより年間の晴れ日が多いということをご存知ですか?天候が良い時にはメンフィス郊外の自然公園を訪れてください。そして、旅の最後はもちろん、ここに行かなくてはメンフィス旅行が完結しません。グレースランドです。
 
シェルビーファームズ・パーク
シェルビーファームズ・パークは自然が豊かな都市公園で、その規模はニューヨーク市のセントラルパークの5倍の広さの 4500エーカー(1,800ヘクタール)で、都市公園としてはアメリカ国内トップクラスの広さの公園です。メンフィスのダウンタウンから東へ約15マイル(24km)の場所にあり、40号線を走れば車で約20分程です。(園内に無料駐車場が数か所あります)園内はではジップライン、湖での釣り、カヤック、カヌー、ボート、さらにトレイルでのサイクリング、遊歩道のウォーキングが楽しめます。また、アメリカン・バイソンも自然公園に放牧されており、金網越しにバイソンの姿を観察できます。
 
グレースランドとエルビス・プレスリーズ・メフィス(プレスリーのテーマパーク)
エルビス・プレスリーが22歳の時(1952年)に購入し、1977年8月16日に亡くなるまでの約25年に渡って暮らした大邸宅。この大邸宅の一部をツアーで見学する事ができます。日本語の音声ガイド対応のタブレットで説明を聞いたり、プレスリー・ナンバーを聞くことができます。
エルビス・プレスリーズ・メンフィスにも是非足を運んでください。エルビスが残した音楽の遺産と活動の軌跡のショーケース世界最大のエルビス・プレスリー博物館やエルビスの愛車20台をフィーチャーした自動車博物館やエルビス・ディスカバリーの展示などがあります。園内には2つのレストランも用意されています。